ボウルズ・ジャパン ブリテン第215号(アジア大会特集号)を発行しました。
ローンボウルズ愛好者のみなさま
添付ファイルで、アジア選手権大会の結果を特集した
臨時発刊のブリテン第215号をお送りいたします。
マレーシアのクアラルンプールから約200km北方の
イポーという市は、高層ビルの1つも無い閑静な街で
物価もたいへん安く、人々も非常にフレンドリーですが、
マレーシアが錫産業やゴム産業で発展する礎となった都市で
あっただけに由緒ある遺産がたくさん保存されている
たいへん良いところでした。
ここのスポーツ複合施設の中で開催された第14回ローンボウルズ
アジア選手権大会は、新型コロナ禍がなんとか落ち着いて久しぶりに
再開されたばかりの大会であったために、アジア・ローンボウルズ連盟に
加盟している14か国のうちの8か国しか参加しなかったという
少し寂しい大会でしたが、マレーシア、香港、フィリッピン、タイ、インド
などという強豪国はすべて参加してきました。
その中で日本チームはベテラン半分、フレッシュなニューフェイス半分という
構成でメダル獲得を目標にして大会に臨みましたが、今一歩およばず
残念な結果に終わりました。
2022年度から「強化対象選手制度」を発足させ、いろいろ困難な条件も
有る中で「強化訓練プログラム」を推進してチーム力強化を進めてきた日本
ですが、アジアの中でも強豪国に位置付けられている上記の国々は
より密度の高い訓練を推進して、若い新人がどんどん入れ替わって出場して
きていることが見て取れました。
そんな中で、島 瑚々奈(小6)、隆叶(中3)の兄妹はU-25の部で堂々と健闘し、
スコア的には大差の負けになっていても最後まで諦めずに粘り強く
戦い、大会関係者からも多大な注目・激励を得ていました。
その進境ぶりはは著しいものがあった、今後が一層楽しみです。
アジア大会は、来年(2024年)はタイのパタヤで開催されることが
決定しています。
日本チームの更なる進歩・向上に向けて、愛好者の皆様も是非ご参加・ご協力
をお願いします。
2023年3月6日 ボウルズ・ジャパン ブリテン 編集部