アジア選手権大会に出場、女子シングルス種目で銀メダル獲得

第13回アジア地域ローンボウルズ選手権大会および第11回アジア地域ユース選手権大会が、平成30年10月10日から17日まで中国河南省新郷市のローンボウルズ競技場で開催された。
日本からは成人男子選手5名、成人女子選手5名、男子ユース選手2名、監督1名の合計13名が出場した。
日本、香港、マカオ、中国、マレーシア、タイ、シンガポール、ブルネイ、フィリッピン、インドの10の国、地域からのチームが参加したが、国を挙げてローンボウルズの普及および強化を進めているマレーシアが断然強く、5種目(女子ペアーズ、女子フォアーズ、男子トリプルズ、女子ユースシングルス、ユースミックスペアーズ)で金メダルを取り総合優勝した。次に強かったのはイギリスに長く統治されていてローンボウルズの長い歴史を有する香港であり2種目(男子ペアーズ、男子フォアーズ)で金メダルを取った。あとはシンガポール(女子シングルス)、タイ(男子シングルス)、中国(女子トリプルズ)と金メダル1個ずつを分け合った。
日本は競技者人口が少ないこともあって、残念ながらまだ金メダルを取ったことが無い(過去には銅メダルを取ったのが最高の成績であった)が、今回初めて女子シングルスで松岡 緑選手(オーストラリアクラブ所属)が銀メダル、女子ペアーズで松岡 緑・黒原恵子選手(オーストラリアクラブ所属)が銅メダルをと2つ取ることが出来た。
また今回初めてユース〈25歳以下)の男子選手2名が参加したが、初参加にもかかわらず良く頑張りメダルには届かなかったが、将来の楽しみとなる材料となった。1セット9エンドの2セット制のシングルス戦であったが、次のような成績であった。
田町智之選手〈25歳):中国にセットカウント1.5:0.5で勝利、インドにセットカウント1:1で引き分け、マレーシアにはセットカウント0.5:1.5で負け、香港とタイにはセットカウント0:2で負け
上田雄太選手(22歳):マレーシアとタイにはセットカウント1:1で引き分け、香港にはセットカウント0.5:1.5で負け、中国にはセットカウント0:2で負け

写真1:出場選手全員  

写真2:左から女子シングルス銀メダルの松岡選手、その右が金メダルのシンガポール選手、その右2人が銅メダルのマレーシア選手とフィリッピン選手、左右の男子はメダル・プレゼンター

写真3:表彰台に立つ女子ペアーズ銅メダルの松岡選手と黒原選手